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ビーキュービック(B-CUBIC)の評判は?賃貸向け無料WiFiのビーキュービックを徹底調査!

2023年2月22日

賃貸マンション経営の難しさは、「充足率の維持」と「長期の空室を減らす」ことです。充足率の維持ができれば、入居者の満足度向上にもつながります。

また、長期間の空室を減らすには、退去したらすぐに入居してもらうことが大事です。このサイクルが上手くいかずに、賃貸経営の難しさに直面している人は多いでしょう。

この記事では、賃貸マンション経営を検討している方にとって有益な情報を紹介していきます。

目次

ビーキュービックは賃貸向けの無料WiFiサービス!

ビーキュービックは、賃貸向けの無料WiFiサービスです。物件の新旧を問わずに設置できる魅力があります。古い賃貸マンションでは、インターネット環境を整えるために工事が必要ですが、ビーキュービックの設置には、大がかりな工事は不要です。

ここからは、ビーキュービックのサービス内容や会社情報について紹介していきます。

ビーキュービックのサービス内容

ビーキュービックは、マンション向けの無料WiFiサービスです。入居者は面倒な契約をせずに、入居した当日からインターネットを利用できます。

今やインターネットは日常生活で必須のものとなっているため、無料WiFiを導入することは物件の価値を高めることにつながります。多数のプランとオプションを活用することで、入居者満足度の向上を図ることが可能です。

実際の満足度の高さから、マンションに限らず、シェアハウスやホテルにも導入実績があります。

ビーキュービックの会社情報

ビーキュービックの会社情報は以下の通りです。

会社名 株式会社ブロードエンタープライズ
設立年月日 2000年12月15日
代表取締役社長 中西 良助
事業内容 マンション向け高速インターネット「B-CUBIC」の販売

IoTインターフォンシステム「BRO-LOCK」の販売

本店の所在の場所 大阪府大阪市北区太融寺町5番15号
資本金(千円) 751,459,200円
従業員数 105名

参照元:2021年12月期 有価証券報告書 株式会社ブロードエンタープライズ
2021年12月期 有価証券報告書

WiFi無料の賃貸物件の需要は?

WiFi無料の賃貸物件の需要は従来の物件と比べてなぜ高いのでしょうか。ここでは、WiFi無料物件の需要の背景を探っていきます。

無料インターネットは人気設備ナンバーワン

無料インターネットは、賃貸物件を検討するにあたって重要視する人が多くなっています。全国賃貸住宅新聞の「入居者に人気の設備ランキング」では、インターネット無料が単身向けとファミリー向けの両方で1位でした。特に単身者は8年連続で1位をとるほどに需要が高い条件です。

テレワークやネットショッピングで活用したいという入居者の思いが背景にあります。単身者からファミリーにまで人気の設備なので、需要が高いです。

インターネットは第4のインフラ

総務省の「令和2年 情報通信白書」によると、個人におけるスマートフォンの保有率は67.6%との数値が出ています。単純計算で3人に2人はスマートフォンを持っていることになります。

また、昨今の新型コロナウイルスによって、テレワークが急激に拡大したので、自宅のネット環境を以前よりも重要視する人が増えてきました。

以下の表からわかるように、世代にかかわらずスマートフォンを保有している人は多く、それだけインターネットを利用していることが分かります。

年齢 スマートフォン保有状況(%)
20代 97.7%
30代 99.3%
40代 97.4%
50代 96.0%
60代 87.6%
70代 71.1%

参照元:通信利用動向調査 令和2年通信利用動向調査 世帯全体編 | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口 (e-stat.go.jp)

このように、スマートフォンの普及や、コロナ禍での社会の変化により、インターネットは第4のインフラとして日常生活に欠かせないものとなっています。

コロナ禍で需要が高まった

コロナ禍でインターネット需要が高まった要因は、以下の通りです。

  • ネットショッピングが増加
  • テレワークの普及
  • オンライン診療やオンライン授業の増加

新型コロナウイルス感染拡大防止のために、外出自粛要請が出されたことで、オンラインを活用する動きが活発になりました。日用品をネットで買う機会が増え、仕事や学校は在宅オンラインで行えるように社会が変化しました。

コロナ禍でインターネットの活用時間や活用方法が増えたのも、インターネット無料物件の需要が高まった理由となっています。

無料インターネットを導入するメリットは?

インターネットを無料で導入するメリットは、以下の通りです。

  • 物件の閲覧数が増える
  • 空室対策になり退去を防ぐ役割も期待できる
  • 家賃を下げなくても入居者を集めやすい

それぞれ見ていきましょう。

物件の閲覧数が増える

インターネット無料は需要の高い条件なので、物件の閲覧数を増やすことが可能です。インターネット無料は、賃貸住宅の詳細検索の条件欄にあるほど重視されています。

物件を探す際にインターネット無料を条件として設定する方が多くなっているので、物件の閲覧数が増えやすいです。人気条件のため、他物件との差別化も図りやすいので、物件を探している方への露出が高まるメリットがあります。

空室対策になり退去を防ぐ役割も期待できる

インターネット無料は、空室対策として導入され、高い実績を上げています。需要の高い条件だからこそ、導入することで空室を減らしやすいのです。

退去する際には、次の物件の契約と同時にネット契約を行う必要がありますが、新しくネット契約を行うのを面倒と考える方も多いです。このような方の退去を引き留める条件にもなります。

家賃を下げなくても入居者を集めやすい

最後のメリットは、家賃の値下げをせずに集客ができることです。先ほど示した通り、インターネット無料は人気設備ナンバーワンになっています。

築年数やアクセスの良さとは別の良さを取り入れることで、需要を高めることが可能です。他物件との競争の中で家賃を落とさなくてすむので、物件経営がカツカツになることを防げます。

ビーキュービックを導入する4つのメリット

ビーキュービックを導入するメリットは、以下の通りです。

  • 初期導入費用が0円
  • 高スペックで快適な使用環境
  • 安心の導入実績
  • 充実したアフターフォロー

これらの4つのメリットについて、詳しく解説していきます。

初期導入費用が0円

ビーキュービックでは、初期導入費用が無料です。光回線の工事とは異なり、工事費が0円になるので、コスト面であまり心配せずに済みます。今までコスト面で無料インターネット設備の導入をためらっていた方におすすめできます。

高スペックで快適な使用環境

ビーキュービックは、高スペックなネット環境により快適に使えます。最大通信速度9.6GbpsのWiFi6に加え、プロトコルIPv6が採用されています。IPとは、インターネット通信を行うためのルールで、IPv6は最新のインターネットプロトコルです。

最新スペックを搭載しているビーキュービックでは、快適にインターネットを楽しむことができます。

安心の導入実績

ビーキュービックの導入実績は、全国で約110,000室以上です。無料のインターネット設備として安定した回線速度を維持できているため、さまざまな物件で導入がされています。

導入されている物件には賃貸マンションだけではなく、大型マンションやホテル、シェアハウスの事例もあります。幅広い物件に導入できる点も、ビーキュービックの導入実績につながっています。

充実したアフターフォロー

ビーキュービックには、安心して利用できる充実したアフターフォローがあります。入居者専用のコールセンターを自社運営しており、受電率100%を目指せるように体制を整えています。

アフターサービスの電話は中々つながらないことが多いのですが、ビーキュービックは万全なサポート体制で急なネットトラブルにも対応可能です。

利用している入居者はもちろん、導入しているオーナーにも安心の体制をとっています。

ビーキュービックの4つのプラン

ビーキュービックには、以下の契約プランがあります。

  • ベーシックプラン
  • 他社切り替えプラン
  • ガスセットプラン
  • 新築マンションプラン

現在の状況を踏まえて、最適なプランを選ばなければなりません。順に見ていきましょう。

ベーシックプラン

ベーシックプランの特徴は、あらゆる物件に対応することが可能な点です。新築物件・既存物件・小戸数アパートから大型マンションまで幅広く対応しています。その名の通り、ビーキュービックの基本的なプランです。

他社切り替えプラン

他社切り替えのプランは、システムをバージョンアップし、かつ価格を抑えて提案するプランです。
他社のWiFi環境に不満が発生した場合に使えるプランになっています。

テレワークやオンライン授業では、ネット環境が重要です。ネット環境が悪いと取引や成績に影響が出ます。現状のネット環境に満足しておらず、他社に切り替えをしたい場合におすすめのプランです。

ガスセットプラン

ガスセットプランは、今利用しているガス会社から変更することで、インターネット無料サービスの導入費用が無料になるプランです。地域によって異なりますが、プロパンガスと都市ガスに対応しています。

新たに通信環境を整えようとすると、導入費用がかかります。少しでも初期投資を抑えるという観点でみると魅力的なプランです。

新築マンションプラン

新築マンションプランは、物件に合わせてさまざまなシステムを提供するプランです。高速インターネットの導入や光配線方式の配線、アンテナ設置不要でBS/CS・衛星放送を見られるテレビの導入などができます。

マンション建設時に他物件と差別化を図れるシステムを入れたい場合におすすめのプランです。

オプションは何がある?

ビーキュービックには、セキュリティカメラや宅配ボックスなど、複数のオプションがあります。
複数のオプションをまとめると、以下の通りです。

  • セキュリティカメラ
  • WiFi
  • 宅配ボックス
  • IoTインターフォンシステム

各オプションについて、詳しく解説します。

セキュリティカメラ

ビーキュービックと一緒にセキュリティカメラを導入することで、工事費の負担を減らすことができます。近年では、防犯カメラがあるか、オートロック施錠かなどといったセキュリティ面がマンション選びの基準の1つになっています。

セキュリティカメラにはアナログカメラ・ネットワークカメラ・SIMカメラの3種類があり、マンションに合わせたカメラを選ぶことが可能です。ビーキュービックのインターネット回線を使用することで、ランニングコストを抑えることができます。

WiFi

ビーキュービックのWiFi設備を導入することで、パソコンやスマホでWiFiを利用することができます。ビーキュービックでは、各部屋に無線WiFiを埋め込むので、部屋によってWiFiが弱いといったことがありません。

埋め込み型の超小型WiFiなので、通常のルーターのように場所を取らずに使用できます。無線ルーターの設定はビーキュービックが行うので、入居日当日からパスワードを入力するだけで無料インターネットを使うことが可能です。

宅配ボックス

24時間荷物を受け取れる宅配ボックスは、マンションでも人気の設備です。

インターネット通販や、共働き世帯の増加により、不在でも受け取りが可能な宅配ボックスが人気になっています。配達方法も置き配が主流になってきているなかで、宅配ボックスがあることで盗難のリスクを防げます。

操作がしやすいセキュリティ万全のオンラインタイプと、配線工事・メンテナンス不要のオフラインタイプの2つから選べるので、入居者のニーズに合わせた宅配ボックスを導入することが可能です。

IoTインターフォンシステム

IoTインターフォンシステムは、インターネット回線を利用したエントランスのオートロックシステムのことです。

室内モニター・スマートフォン・電話を用いた通話が可能で、入居者の生活様式に合わせたシステムを導入できます。0円で導入をすることができ、宅内工事も不要なので手軽に導入が可能です。

新築物件への導入だけでなく、既築物件への後付けもできるので、インターフォンシステムの導入をしたい方には注目のオプションになっています。

ビーキュービックの支払方法は3パターン

ビーキュービックの支払方法は以下の通りです。

  • 初期導入費用0円契約
  • 現金一括契約
  • 分割(割賦・リース)契約

それぞれ見ていきましょう。

初期導入費用0円契約

初期導入費用0円契約とは、契約時に一括して支払う工事代金を0円にして、月々の利用料に含めるプランです。

初期費用を一括して支払う必要がないので、資金面での負担が少なく済みます。分割払いの要素はあるものの、リースやローンには該当しないので、金融機関での審査は不要です。

現金一括契約

現金一括契約は契約時に初期導入費用を現金一括で支払う契約プランになります。手数料がかからないため、最もお得に契約することが可能です。

現金での一括払いのため、手持ちの資金に余裕がある場合に利用するようにしましょう。

分割(割賦・リース)契約

分割契約は、ファイナンス契約を利用して、初期導入費用を分割して支払うプランです。まとまった資金がなくても契約をすることができますが、分割することで手数料を支払う必要があります。

ファイナンスを利用するため、過去に金融事故を起こしていると契約ができない可能性があります。

ビーキュービック導入の2つの注意点

ビーキュービック導入時の注意点は、2つあります。

  • 3戸以下の物件の導入
  • 共用部WiFiのみの導入

この2点のどちらかに該当するときは、前述したプランが対象外になることがあります。

3戸以下の物件の導入は対象外

マンション全体の住戸数が3戸以下の物件については、ビーキュービックのプラン対象外です。ビーキュービックでは、マンション全体に配線を通すので、戸数が少ないほど一戸当たりの導入費用が高くなります。

このような状況だと、戸数の少ない物件では、家賃を上げざるを得なくなり、インターネット無料物件の良さが消えてしまいます。

共用部WiFiのみの導入については対象外

共用部WiFiのみの導入もプラン対象外です。共用部WiFiですと、遮蔽物や共用部からの距離によってWiFiの電波が宅内に届かないケースが発生してしまいます。ビーキュービックの高品質なインターネット環境を届けられるよう、必ず各戸配線にしています。

ビーキュービックの口コミ

ここからは、ビーキュービックの口コミを紹介しましょう。公式サイトに掲載されている口コミを3つピックアップしています。

口コミ①

最初の口コミは、賃貸管理業のノウハウがない中で導入し、入居率の大幅アップに成功した例です。

ビーキュービックを導入したことで、インターネット無料に惹かれた大学生の入居者を数多く獲得し、入居率を50%から83%まで伸ばすことに成功しました。導入後も、物件の近隣の仲介店舗への物件周知活動やキャンペーンの実施といったサポートがあり感謝しているとのことです。

口コミ②

2つ目の口コミは、空室対策と物件の付加価値を上げるために導入し、成功した例です。

物件情報誌で「無料インターネット設備」という文言が気になり、導入を検討したそうです。企業勤めの方の転勤のシーズンには空室が発生しますが、ビーキュービックの導入により、すぐに満室に近づけることができています。83%ともともと高めの入居率だった物件が、インターネット無料という付加価値がついたことで、95%まで入居率を上げることに成功しました。

口コミ③

最後の口コミは、高い入居率を保つことができているというものです。

当該マンションの築年数が20年を超えたため、空室が目立つ状況になってしまいました。しかし、ビーキュービックを導入後は「無料インターネットサービス」や「遠隔監視連動の防犯カメラサービス」などのキャッチフレーズが検討者に刺さり、入居率が92.5%から100%まで伸びました。

マンションから遠い場所に暮らしているため、管理を任せられるという点でも非常にメリットを感じているそうです。

まとめ

今回は、ビーキュービックの特徴や評判について紹介しました。

ビーキュービックを導入することで、物件に付加価値がつき、他物件との差別化を図ることができます。空室に悩んでいる方や、これから新築物件を立てるという方は、ビーキュービックの導入を検討してみてはいかがでしょうか。