
【大家さん要確認】集合住宅に導入するのにおすすめのインターネット8選!選び方や注意点も解説
2025年5月13日快適なインターネット環境は今や生活の必需品です。この記事では、集合住宅に導入するのにおすすめのインターネットサービスを8つ厳選し、それぞれの特徴や選び方、注意点について詳しく解説します。
集合住宅にインターネットを導入する前に確認するべきポイント
まずは、集合住宅にインターネットを導入する前に確認するべきポイントを紹介します。
- 既に導入されていないかを確認する
- 対象エリアかどうか確認をする
- 配線方式を確認する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
既に導入されていないかを確認する
集合住宅に新たにインターネットサービスを導入する前に最初に行うべきことは、既にインターネットが導入されていないかを確認することです。
集合住宅では、既に光ファイバーやケーブルインターネットが備わっている場合があるため、事前に管理会社や大家さんに問い合わせると良いでしょう。すでにインターネット設備が整っている場合、住民に追加の契約や設備工事の必要がなく、スムーズに利用を開始できる可能性が高いです。
対象エリアかどうか確認をする
次に重要なのは、選んだインターネットサービスが対象エリア内で利用可能かどうかを確認することです。インターネットサービスプロバイダー(ISP)はエリアによって提供できるサービスが異なる場合がありますので、希望するプロバイダーの公式サイトやカスタマーサポートでエリア対応状況を確かめましょう。
配線方式を確認する
配線方式にはいくつかの種類がありますが、具体的には以下の三つが一般的です。
光配線方式
光ファイバーケーブルを使って高速なインターネット接続を提供する方式です。光配線方式は、高速で安定した通信が可能であり、大容量のデータ伝送に適しています。インターネットプロバイダと家庭またはオフィスの間に直接光ファイバーを引き回すことで、高速なインターネット接続を実現します。
LAN配線方式
建物内のLAN(ローカルエリアネットワーク)を利用してインターネット接続を提供する方式です。LANケーブル(Ethernetケーブル)を使って接続するため、設定が比較的簡単で、安定した接続が可能です。オフィスや家庭内の複数のデバイスをネットワークに接続するのに適しています。
VDSL方式
VDSLは、既存の電話回線を利用して高速なインターネット接続を提供する方式です。特にマンションやアパートのような集合住宅で利用される光回線接続の一形態で、建物内の共用部分まで光ファイバーを引き込み、そこから各部屋までは既存の電話回線を用いて接続します。
光ファイバーから電話回線への切り替えが行われるため、通信速度が低下する特性があります。
集合住宅に導入するインターネットの選び方
ここでは、集合住宅でのインターネット導入に際して重要なポイントを解説します。
- 料金を確認する
- 通信速度を確認する
- 導入済みのインターネットを選ぶ
それぞれ詳しく見ていきましょう。
料金を確認する
最初に注目すべきは料金です。インターネットサービスプロバイダの料金プランは多岐にわたりますが、ここで特に注目したいのが「スマホとのセット割引」です。多くのプロバイダは、スマートフォンキャリアとの契約があれば、インターネット料金が割引になるプランを提供しています。
セット割引を利用することで、毎月の通信費が大幅に抑えられます。これにより、家計の負担を軽減できるでしょう。
また、料金プランを見る際は、月額料金だけでなく初期費用や工事費用、さらにはキャンセル料なども確認することが重要です。お得なプランに見えても、トータルコストを考慮すると高くつくケースもあるため、十分に比較検討しましょう。
通信速度を確認する
次に考慮するべきは通信速度です。インターネットの速度が遅いと、通常のインターネット使用には差し障りなくとも、動画のストリーミングやオンラインゲームのプレイ、ビデオ会議などでは支障をきたすことがあります。
特に、集合住宅では同一回線を多くの住民が共有する場合が多いため、ピーク時の速度についても考慮しましょう。
通信を選定する際に特に注目したいのが、「IPv6」に対応しているかどうかです。IPv6ではIPoEという接続方式が利用可能で、これにより従来の接続方式と比べて回線の混雑を避けやすく、より快適なインターネット環境が得られるでしょう。
導入済みのインターネットを選ぶ
集合住宅の場合、既にインターネット回線が導入されているケースも多いです。その場合、その回線を利用することが最も簡単かつ経済的です。
建物全体で契約しているインターネットサービスは、個別に申し込むよりも割安なことが一般的ですし、工事が不要で、すぐに利用開始できるというメリットもあります。
ただし、既存のインターネット回線が自分のニーズに合わない場合や、速度や信頼性に不満がある場合は、別のプロバイダーを検討しましょう。その際は、導入の可否を管理会社に確認し、必要な手続きを踏むことが必要です。
集合住宅に導入するのにおすすめのインターネット8選
ここからは、集合住宅に導入するのにおすすめのインターネット8選を紹介します。
- X-net
- @nifty光
- ドコモ光
- auひかり
- ソフトバンク光
- NURO光
- CITV
- バッファロー
それぞれ詳しく見ていきましょう。
X-net
引用:x-net
- 既存の同軸ケーブル(テレビケーブル)を利用したインターネットサービスを提供
- 最新のインターネット接続方式のIPv4 over IPv6を採用
- 高速で安定した通信環境を提供
通常、インターネットサービスの配線はLAN配線が一般的ですが、X-net(クロスネット)は、既存の同軸ケーブル(テレビケーブル)を利用したインターネットサービスを提供しています。同軸接続型は、新たな配線工事が不要なため、過去にLAN配線が宅内に引き込めずインターネットサービスを導入できなかった物件にも対応可能な点がメリットです。
また、X-netは最新のインターネット接続方式のIPv4 over IPv6を採用しています。これにより、混雑しがちなIPv4を迂回したインターネットへの接続が可能となり、高速で安定した通信環境を提供しています。
@nifty光
引用:@nifty光
- フレッツ光を利用した光回線サービスを提供
- 高速なIPv6接続(IPoE方式)に対応
- Wi-Fiルーターのレンタルが最大25ヶ月間無料
@nifty光は、フレッツ光を利用した光回線サービスを提供しています。高速なIPv6接続(IPoE方式)に対応しており、地域や時間帯に関わらず安定したインターネット利用が可能です。
最大30,000円のキャッシュバックがあり、ホームタイプの月額費用は最大25,520円割引となります。さらに、Wi-Fiルーターのレンタルが最大25ヶ月間無料で、セキュリティサービスが最大12ヶ月間無料で提供される特典もあります。
ドコモ光
引用:ドコモ光
- NTTフレッツ光回線を基に提供されるインターネット接続サービス
- 全国どこでも利用可能で、フレッツ光と同等の高品質な接続を提供
- 高性能なWi-Fiルーターを無料でレンタルできる
ドコモ光は、NTTフレッツ光回線を基に提供されるインターネット接続サービスです。NTT東日本およびNTT西日本の提供する最大1Gbpsの光回線を利用しているため、全国どこでも利用可能で、フレッツ光と同等の高品質な接続を提供します。
ドコモ光はIPv6に対応しており、高性能なWi-Fiルーターを無料でレンタルできます。さらに、利用することでdポイントが貯まり、インターネットとスマホをドコモにまとめるとスマホ料金が永年割引されます。特に、docomoのスマホユーザーにとっては、スマホとのセット割引などの特典があり、非常に魅力的といえるでしょう。
auひかり
引用:auひかり
- 最大1Gbpsの高速通信インターネット接続サービス
- 月額料金が他のプロバイダと比較して比較的低め
- 工事費用が実質無料で、開通月の月額料金も無料
auひかりは、KDDIが独自に提供する通信回線を利用した、最大1Gbpsの高速通信インターネット接続サービスです。特にauスマホユーザーには、セット割引があるため非常におすすめです。さらに、月額料金が他のプロバイダと比較して比較的低めに設定されているのも魅力の1つです。
また、auひかりは、工事費用が実質無料で、開通月の月額料金も無料となります。
ソフトバンク光
引用:ソフトバンク光
- 最大1Gbpsの高速通信
- フレッツ光や光コラボレーションサービスを既に利用している場合は工事が不要
- ソフトバンクのスマホを持っていればセット割引が適用される
ソフトバンク光は、NTT東日本およびNTT西日本が提供する光ファイバー回線を利用し、ソフトバンク株式会社が提供するインターネットサービスです。ソフトバンクのスマホをお持ちの方には、セット割引が適用されるため、非常にお得に利用できます。
特徴として、スマホとのセットで毎月1,000円の永年割引を受けられる点や、最大1Gbpsの高速通信が挙げられます。さらに、ソフトバンク光が開通するまでの間、無料でWi-Fiルーターをレンタルでき、フレッツ光や光コラボレーションサービスを既にご利用の場合は工事が不要です。
NURO光
引用:NURO光
- 光回線の中でも特に優れた通信速度を誇るインターネットサービス
- 工事費用が実質無料
- Wi-Fiルーターは無料でレンタル可能
NURO光は、光回線の中でも特に優れた通信速度を誇るインターネットサービスです。下り最大2Gbpsのため、家族全員が同時にインターネットを利用しても、常に快適な速度を保つことができます。
さらに工事費用が実質無料で、Wi-Fiルーターも無料でレンタルすることができます。
CITV
引用:CITV
- インターネット機材の電源を遠隔でリブート可能
- 24時間365日対応のコールセンター(日本語、中国語、韓国語、英語に対応)がある
- 同軸ケーブル配線方式を採用
CITVは、24時間使い放題の快適なインターネット接続サービスです。スムーズな施工と安心のサポート体制が特徴で、24時間365日対応のコールセンター(日本語、中国語、韓国語、英語に対応)など、多くの付帯サービスを提供しています。
また、インターネット機材の電源を遠隔でリブートし、自動的に問題を解消することが可能なので、夜間でも対応が可能です。これにより、夜中や朝早くでもインターネット回線の復旧が迅速に行えます。
同軸ケーブル配線方式を採用しており特別な配線工事は不要です。
バッファロー
引用元:バッファロー
- 10万戸の導入実績を持つ信頼ある企業
- 法人向けの高性能Wi-Fiルーターが導入されている
- 居者からの問い合わせには「バッファロー・IT・ソリューションズ」が対応してくれる
「バッファロー」は、10万戸の導入実績を持つ信頼ある企業です。物件の事前調査から工事、回線開通費用までを総合的なサービスとして提供しています。
法人向けの高性能Wi-Fiルーターが導入されているのがポイントです。入居者からの問い合わせには「バッファロー・IT・ソリューションズ」が対応してくれる、安心の保守サポートもついています。
集合住宅へインターネットを導入するときの注意点
集合住宅へインターネット導入する時には、注意点がいくつかあります。ここでは、集合住宅にインターネットを導入する際のポイントについて詳しく解説します。
回線工事の許可を取る
集合住宅にインターネットを導入する場合、まず必要なのは管理会社や大家さんから回線工事の許可を取ることです。工事の内容やスケジュールを話しておき、必要な許可を得た上で進めましょう。
また、工事に伴う費用の負担や共有部分の変更についても事前に確認しておくと、後々のトラブルを防ぐことができます。
退去の際に撤去工事が必要になる可能性がある
インターネット回線の導入には、退去時の撤去工事が必要となる場合があります。特に、一度配線や装置を取り付けた場合、それを元どおりにするための工事が必要になることがあります。これについても事前に管理会社や大家さんと話し合い、取り決めをしておきましょう。
通信速度が遅くなる可能性がある
インターネット回線を集合住宅内で共有する場合、通信速度が遅くなる可能性があります。これは、同じ回線を複数の住民が同時に利用するためです。
特にピーク時間帯には速度低下が顕著になることがあります。これを防ぐためには、安定した通信速を提供できるプランやプロバイダーを選ぶことが重要です。できれば複数のプロバイダーやプランを比較検討し、評判や実績を確認した上で選定することをおすすめします。
まとめ
インターネットは日常生活において非常に重要なツールであり、特に最近ではリモートワークやオンライン学習が増えています。そのため、集合住宅におけるインターネット環境の整備はますます重要となっています。
選び方のポイントとしては、通信速度や安定性、料金プラン、サポート体制、工事の有無などがあります。これらの要素を総合的に考慮して、最適なサービスを選ぶことが重要です。
また、導入時の注意点も忘れずに確認しましょう。特に回線工事の許可取得や退去時の撤去工事、通信速度の低下リスクについては事前に管理会社や住民としっかり打ち合わせを行うことが大切です。
この記事を参考にして、最適なインターネットサービスを選び、快適で効率的なインターネット環境を構築してください。