
アイネットの速度は遅い?実際のユーザーの口コミや速度が遅い原因・対処法を解説
2025年3月27日アイネットの導入を考えてはいるものの「ほんとに速いの?」「SNSの口コミは悪いから導入するか悩んでいる」と考えている方は多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、アイネットの速度は本当に遅いのかを解説します。また、実際のユーザーの口コミや速度、速度が遅い原因やその対処法も併せて紹介します。
この記事を読めば、「アイネットのネット回線」について理解することができるので、「アイネットを導入しようか」と考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
アイネットの速度はどれくらい?
アイネットは、最大1Gbpsの高速光回線を提供しています。最大1Gbpsの速度を出せるのは、フレッツ光回線を使用し、Wi-Fi6(11ax)対応の端末を使用しているからです。
しかし、この値はあくまでも理想値であるため、自宅などで実際に使用した際の実測値が同じ値になることはありません。その理由は接続機器数や距離により、ロスが発生することが原因です。
bpsとはインターネットの速度を表す単位です。Kbps(キロbps)→Mbps(メガbps)→Gbps(ギガbps)と速度が上がっていきます。1,000bps=1Kbpsなので、頭文字が変わるには1000倍の関係があると覚えると便利です。
アイネットの速度に関する口コミ
ネット上には、アイネットを実際に使った人の口コミがありました。X(旧Twitter)を例にあげて紹介します。
アイネットの測定結果
Ping値: 22.0ms
ダウンロード速度: 9.06Mbps(遅い)
アップロード速度: 147.93Mbps(かなり速い)https://t.co/VcCSTSp8hj #みんなのネット回線速度— にゃっち (@ox1000hiro) February 27, 2022
インターネット無料!!(アド広告すら表示できません)😇😇😇😇😇
アイネットとかいうプロバイダがあるから日本全国でインターネット無料という名のネット使用不可物件が生まれてる
1枚目は速度テストすらフリーズするアイネット💩
2枚目はUQモバイル
スマホのが70倍速い pic.twitter.com/sRMlNSvtkV— こがみ(ち)ん (@sadacogaming) February 1, 2023
このようにX(旧Twitter)には、批判的な口コミが多く見受けられました。ですが、SNSは実際に使った全ての方が投稿をしているとは限らないため、信用性が高いとは言い切れません。また、通信速度は測定した機器や測定場所などによっても異なるため、参考程度に留めておくのが良いでしょう。
アイネットの速度が遅くなってしまう原因
ネットの速度が下がってしまう原因として、以下のことが考えられます。
- 通信障害が生じている
- インターネット回線が混雑している
- 同時に利用している人が多い
- 端末やケーブルに不具合が生じている
- IPv4で接続している
- 古いタイプのWi-Fiルーターが設置されている
- 複数の機器を接続している
- 電波干渉が起きている
- 大容量のデーターをダウンロード・アップロードしている
それぞれ解説していきます。
通信障害が生じている
通信障害は、回線自体に問題があり繋がらないケースを指します。これはインターネットと回線を繋ぐ役目のプロバイダーに通信障害があるので、有効な解決方法はなく、復旧を待つことになります。
通信障害が起きると同じプロバイダーを利用している人は、インターネットに繋がらない状況になるのでSNSや公式サイトをチェックして情報を収集しましょう。
インターネット回線が混雑している
インターネットを利用している人が多い時間帯は、ネットのスピードが遅くなってしまいます。これは、同じ建物内にいる人の多くがインターネットを使用しているからではなく、全国的にインターネット回線を使用している人が多いために起きる原因です。
特に、平日夜間や休日は利用している人が多いことから通信速度が遅くなってしまう傾向にあります。インターネットサーバーが処理しきれない量のデータを抱えることで、通信速度に影響が出ます。
同時に利用している人が多い
Wi-Fiに同時に接続している人が多いと、通信速度が遅くなってしまうことがあります。よくあるシチュエーションとしては、カフェで作業する場合が考えられます。Wi-Fiには利用できるデータ通信量があらかじめ決まっているため、カフェのような複数人が同時にWi-Fiを使用する環境では、通信量が分散してしまい速度が下がりがちです。
端末やケーブルに不具合が生じている
Wi-Fiルーター(端末)やケーブルに不具合が生じると、通信速度やネットに繋がらないということが起きます。Wi-Fiルーターやケーブルは基本的に初期設定をした後は、24時間ずっと動いています。
そのため気づきにくいですが、ルーター自体が熱を持って不具合を起こしたりします。また、ケーブルが抜けていたりすることがあるため、定期的に確認することをおすすめします。
IPv4で接続している
IPv4というバージョンを使用していると、通信ができない場合があります。IPv4のIPとはネット上のアドレスのことを指し、v4とはバージョン4を表します。IPv4を使用している場合、PPPoE接続という毎回IDとパスワードの入力をする通信方法を使用します。
実際はいつもつなぐ端末であれば省略されていますが、最初にこのIDとパスワードを入力し、ネットワークを接続する必要があります。
古いタイプのWi-Fiルーターが設置されている
Wi-Fiルーターも古くなると、通信速度に影響がでます。年々新しい通信規格がでているため比較してみましょう。
世代 | 周波数 | 最大通信速度 | 呼称 |
第1世代 | 2.4GHz帯 | 2Mbps | ー |
第2世代 | 2.4GHz帯/5.0GHz帯 | 11Mbps/54Mbps | ー |
第3世代 | 2.4GHz帯 | 54Mbps | ー |
第4世代 | 2.4GHz帯/5.0GHz帯 | 660Mbps | Wi-Fi4 |
第5世代 | 5.0GHz帯 | 6.9Gbps | Wi-Fi5 |
第6世代 | 2.4GHz帯/5.0GHz帯/6.0GHz帯 | 9.6Gbps | Wi-Fi6/Wi-Fi6E |
第7世代 | 6.0GHz帯まで対象 | 30Gbps以上 | Wi-Fi7 |
世代が新しくなると通信速度が上がっています。特にWi-Fi4以前とWi-Fi5以降では通信速度の桁が変わっているため、Wi-Fi4以前のものを使っている人は通信速度が遅いと感じてしまうかもしれません。
複数の機器を接続している
1つのWi-Fiルーターに複数の機器が接続されていると通信速度が遅くなります。その理由は、Wi-Fiが放つ通信量の上限が決まっており、その量を多くの機器で分散するため速度が低下するからです。
スマホやPCだけではなく、スマート家電などを使っている人は常にインターネットを回線で繋がっているため、回線が分散しています。
電波干渉が起きている
Wi-Fiの電波は、干渉を起こすことで通信速度が低下します。電波干渉とは、同じ周波数同士のもので干渉を起こすことを指します。Wi-Fiルーターが使用している周波数2.4GHz帯は、電子レンジやテレビが同じ周波数を使用しているため干渉を起こします。
電波が干渉しあった結果、手元に届くWi-Fiの速度が下がります。
大容量のデーターをダウンロード・アップロードしている
Wi-Fi回線はデータの通信上限が決まっており、複数人がWi-Fiに繋いでいる場合、通信量を分配している状態です。誰かが大容量のデータをダウンロード・アップロードすることで、他の人はデータ速度が低下します。
具体的には高画質な動画のダウンロードやアップロード、オンラインゲームは大容量のデータ通信を必要とします。
アイネットの速度の調べ方
インターネットの速度を調べる場合は、Webサイトやアプリを使うのが便利です。インターネットの場合は、FAST.comがおすすめです。このサイトは面倒な登録が不要でサイトにアクセスするだけで測定が可能です。
スマホの場合は、Speedtest.netというアプリが便利です。見やすいデザインで視覚的に通信速度がわかります。
アイネットの速度が遅い時の対処
インターネットの速度が遅い時の対処法を原因別で紹介します。
- 通信障害の有無を確認する
- 接続する時間帯を工夫する
- 有線で繋いでみる
- Wi-Fiルーターを再起動する・設置場所を変える
- 端末やケーブルを確認する
- Wi-Fiルーターを買い替える
- 5GHz帯に接続する
- モバイル回線を契約する
それぞれ詳しく解説します。
通信障害の有無を確認する
まずは、通信障害が起きていないか確認する必要があります。通信障害が起きている場合、プロバイダーが通信障害の情報を公表していることが多いので、公式ホームページなどで確認するようにしましょう。
通信障害は自力で直すことは不可能なので復旧を待つか、違う回線を使うことをおすすめします。
接続する時間帯を工夫する
接続する時間帯を工夫することで、快適にネットを使用できます。インターネットは多くの人が集中する時間帯が決まっていて、平日夜間や休日は特に多いです。集中している時間帯を避けることで速い速度での通信が可能になります。
少しだけ時間をおいてから接続すると、速度が速くなることもあるので焦らず待ってみるのも良いでしょう。
有線で繋いでみる
有線LANケーブルを使用することで、通信速度が上がることがあります。有線で繋ぐことで外部の干渉を受けずに直接ネットにアクセスできます。
Wi-Fi通信(無線通信)は、複数人が同時に繋げられ利便性が高い一方、通信速度が不安定になりがちです。大量にデータを扱う場合や安定して通信がしたい場合は有線で繋ぐことをおすすめします。
Wi-Fiルーターを再起動する・設置場所を変える
Wi-Fiルーターを再起動することで速度が改善する可能性があります。Wi-Fiルーターは基本的に24時間365日稼働しているため、熱が溜まることが原因で不具合を起こすことがあります。その場合は一度、再起動させリセットするのが良いでしょう。
Wi-Fiの速度は、ルーターの設置場所によっても影響を受けます。良い場所とされているのは以下のとおりです。
- 床から1m
- 周りに障害物がない所
- 電磁波を出すものから遠い所
速度が遅いと感じた場合は、一度ルーターの位置を確認し、上記の場所に移動させてみましょう。
端末やケーブルを確認する
速度が遅いと感じた場合は、Wi-Fiルーターやケーブルを確認するのも1つの手です。頻繁に触るものではないからこそWi-Fiルーターが故障を起こしていたり、ケーブルが抜けたりしていたりするケースも見受けられます。
不具合が起きたらまずは、端末やケーブルを確認することをおすすめします。
Wi-Fiルーターを買い替える
Wi-Fiルーターが原因でネット速度が低下することがあります。そのため、昔のWi-Fiルーターを使用している場合は、新しいWi-Fiルーターに買い替えることをおすすめします。
Wi-Fi4以前のルーターを使ってる場合は、最大通信速度がもともと低いので買い替えることで通信速度が上がります。また、ルーターも消耗品なので使ってると通信速度が低下することがあるので注意が必要です。
5GHz帯に接続する
Wi-Fiの周波数を5GHz帯にすることで速度が速くなる可能性があります。5GHz帯は通信速度が速く干渉されづらくことが利点ですが、扉や壁などの遮蔽物に弱いという欠点もあります。
一方で、2.4GHz帯は干渉されやすく、5GHz帯よりも速度は劣りますが遮蔽物に強いという利点もあるため、状況にあった使い方が大切です。
モバイル回線を契約する
自宅にいる時間が少なくWi-Fiをそこまで使用しない人は、モバイルWi-Fiルーターを契約することをおすすめします。モバイルWi-Fiは持ち運べるうえ、4Gや5Gといった電波の届くところであればどこでも使用できます。
SNSや動画視聴が目的であればモバイルWi-Fiで十分です。回線工事を行わずに、届いたその日から使い出せることも利点としてあります。
アイネットに関するよくある質問
アイネットに関するよくある質問を集めました。
アイネットの評判は悪いですか?
ネットやSNS上にはアイネットに対する悪い口コミもありますが、それだけで判断はできません。アイネットには24時間の監視体制サポートや防犯カメラの導入、漫画読み放題のプランなど、Wi-Fiだけではないサービスも充実しています。
また、年間20,000戸以上の導入実績があり、NTT東日本社から表彰を受けている優良な会社と言えるでしょう。
アイネットはWi-Fi6に対応していますか?
アイネットはWi-Fi6Eに対応しています。料金も業界最安値で、数多くの方から支持を得ています。年間20,000戸以上の導入実績があります。
また、コンセント一体型の埋め込み式Wi-Fiルーターを導入しているため、Wi-Fiルーターを買う手間や工事の必要がかかりません。
ゲームをするのに必要な速度はどれくらいですか?
ゲームに必要な速度は最低30GHzです。しかし、快適にゲームのデータをダウンロードするには100MGz以上必要と言われています。
オンラインゲームをする際は、速度だけではなく、PING値も重視しましょう。PING値とは、インターネットの反応速度で送信元から相手までの往復の速さを指します。オンラインゲームではPING値、最低15ms以上が必要とされています。
まとめ
この記事では、アイネットのネット速度について解説してきました。また、ネット速度が低下してしまう原因やその対処法を説明しました。
ネットの速度は一概にインターネット回線を提供しているプロバイダーだけではなく、さまざまな原因で低下します。Wi-Fiルーター自体に原因があったり、時間帯に影響されたりすることもあります。まずは、自分が使用しているルーターが正しく作動しているか確認することが大切です。
アイネットならば24時間の監視体制で、もし通信障害が起きた場合でも迅速に対応してくれます。アイネットを導入しようか迷われている方は、この記事を参考に検討してみてください。